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コピーの「長さ」と効果

コピーの種類

コピーと言っても種類はいくつかあります。まずはコピーの種類をご紹介します。

キャッチコピー 皆さんよく知られているキャッチは一番大きく目立つ形で表現されており、「心を掴む」という意味があります。イメージをより膨らませるために写真やイラストとセットで表現されるものです。
サブキャッチコピー サブと書いてある通りキャッチコピーの補足にあたるもの。キャッチコピーより具体性があったり、キャッチコピーより長い説明になる場合が多いです。
ヘッドコピー キャッチコピーやサブとは異なり、イメージを認識してもらうコピーがキャッチコピーだとすれば、直接お客様の欲望を刺激するコピーで、利益につなげるためのコピーです。
リードコピー リードコピーはキャッチから本文コピーに誘導=リードするためのコピーです。本でいうと目次や見出しにあたる部分で、サイトでの誘導時はメニュー名やhタグに当てはまります。
本文コピー いわゆる本文、つまり内容のことです。正確な情報を伝えるところになるのですが、専門用語や長々とただ書くだけでは効果は薄くなってしまいます。
見出しコピー 本でいう小見出しにあたります。本文内の段落や内容ごとに見出しが存在するだけで文章の流れや読みやすさ、見た目もスッキリしてこの見出しコピーの効果は強力です。
テーマコピー スローガンの方がわかりやすいかもしれませんが、サイトではロゴやヘッダー上部などに記載してあるコピーになります。さりげなく記載されているケースが多いですが、全体の印象を与える大きな役割を担っています。

他にもコピーはあり、WEBに特化すればクロージングコピーや追伸などツールによっても多々存在します。
その中で直接的に効果を生むコピー。「ヘッドコピー」の長さの効果についてお話します。

コピーは短いほうがいい?長いほうがいい?

比較的短く、かっこよく、クールに作り満足しがちになってしまいますが、コピーも適材適所でヘッドコピーや注視させたいならNGなんです。
では、長すぎるコピーはというと誰も読まないような気がしてしまいます。

それは間違いで、ダイレクト・レスポンス広告の巨匠ゲイリー・ハルバート氏はこう言っています。
「長すぎるコピーというものはない。退屈なコピーがあるだけだ。」
by ゲイリー・ハルバート

まさにその通りだと思います。 何千もの研究、実験の結果あらゆるコピーライターたちに認められているのです。
実際広告に記載されている文章はあまり読まないかもしれません。しかし、利益を上げている広告のほとんどはしっかり読まれているのです。

その理由はコピーだけではなく、本気でその商品を求める人がいて(ニーズに合う)
正確な情報や説明の上に

  1. 「欲を強め」
  2. 「納得させ」
  3. 「行動に移させる」
    ことが達せられているからです。

「短いコピーを使うのは、それ以外に言うことができないときだけだ。」
by マクスウェル・サックハイム

まとめ

短い、すぐに伝わるコピーというのは確かに読みやすく、イメージしやすく、当事者であれば満足かもしれませんが、顧客もそれ以上の興味や情報が入ってくることが無く、誘導もされない・・・となると効果が薄いのはお分かりいただけると思います。

長いコピーは短いコピーの長所を併せ持つ

デザイナーノウハウとしてもこれは面白い結果を生むと思います。是非一度考えてみてください。

現代広告の心理術101

買わずにいられなくなる秘密のテクニック「短いコピーより長いコピー」より引用

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