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ホームページの種類

ホームページの目的

ホームページの必要性

なぜ皆さんはホームページを作るのでしょうか?
インターネットが普及しどんどん変貌を遂げるIT業界。GPSで位置情報をたどり、行きたいお店、現在地、行ったことの無い場所まで見ることができます。
さらにはA.I.という人工知能と呼ばれるプログラムが世界を制すという話まで・・・

そんな今でも必ずと言っていいほど需要がある媒体がホームページ。

その理由は皆さんもご存知の通りで、

新規事業者にとっては「私」が「ここ」で「こんなこと」をやって「こんな商売をします」。といった証拠や信用を作って会社のパンフレットのような役割で作られたり。

店舗であれば「〇〇が運営している」「これが目的」の「お店」で「この場所」に「こんな商品」を「いくらで売っています」。
実際にきたお客さんは「こんな反応」で、「ここに登録したら」「これだけのメリット」がありますよ!といった情報を配信し、集客を増やすためであったり。

ほとんどの会社さんは「自社の存在意義」や「商材の流通目的」はたまたそういった商材流通の「要(かなめ)」になろうとするためホームページを制作していることと思います。

そんな数あるホームページの種類がどれだけあるか調べてみました。

①コーポレートサイト(会社案内サイト)
②サービスサイト(ブランディングサイト)
③ショップサイト(店舗サイト)
④ECサイト(通販サイト)
⑤プロモーションサイト
⑥LPサイト(ランディングページ)
⑦オウンドメディアサイト
⑧ポータルサイト
⑨リクルートサイト(採用エントリーサイト)
⑩メディアサイト

大まかにこの10種類に分かれます。
それでは、この10種類の説明をご覧ください。

 

コーポレートサイト(会社案内サイト)

目的:会社の情報を伝えることが目的のサイト

どんな会社なのかを提供するために、「どんな事業」「どんな人が」「どこで」「どんな経緯(歴史)」で「どんな想いで」取り組んでいるのかなど、会社の信用性を高めるために作られています。

頁数:10~15ページ
費用目安:50万円以内
納期目安:1~3か月程度

 

ブランディングサイト(サービスサイト)

目的:商品やサービスをピックアップしブランディングすることが目的のサイト

コーポレートサイトから、商品やサービスの情報をだけをピックアップして作成されるのがブランドサイト。
「特定の商品・サービスの認知度を広げたい」
「特定のターゲットに絞って商品・サービスの集客を行いたい」
「多くの商品を取り扱っているため、商品情報を整理したい」
といった目的の場合はおすすめです。

頁数:商品カテゴリや種別により変動
費用目安:50~100万円以上
納期目安:商品カテゴリや種別により変動

 

ショップサイト(店舗サイト)

目的:店舗への来客数を増やすことが目的のサイト

どんな雰囲気のお店なのかをリアル(より美化されている!?)に伝えるために、「どんな商品を」「どんなスタッフが」「どこで」「どんな雰囲気の環境」で「いくらで販売しているのか」など、店舗の情報が伝わるよう作られているサイトで来店しやすくする効果があるサイトです。

頁数:7~10ページ
費用目安:50万円以内
納期目安:3か月程度

 

ECサイト

目的:商品やサービスをサイトから購入して頂く事が目的のサイト

ECサイトは、ネットショップのことで、直接購入、決済まで行えることが特徴のサイトです。
主にAMAZONや楽天が運営する「楽天市場」などがあります。
実際の商品を手にしたり触れたりすることはできませんが、それを補うだけの商品の詳細や魅力を細かく、わかりやすく、誇張せず伝えることで、時間を気にすることなくユーザーはインターネットだけで安心して購入することができるメリットがあります。
頁数:15ページ以上
費用目安:構築内容により相場が変動
納期目安:構築内容により納期も変動

 

プロモーションサイト

目的:商品やサービスだけでなく、イベントや対象となる人間の認知度を向上させることが目的のサイト

ブランディングサイトに比べ期間限定で使用されることが多いサイト。
新商品の宣伝や期間限定の宣伝の時に作られることが多いです。

頁数:商品カテゴリや種別により変動
費用目安:20~70万円程度
納期目安:(3か月程度)商品カテゴリや種別により変動

 

LPサイト(ランディングページ)

目的:1つの商品やサービスの販売に特化して誘導、購入を目的とする専用サイト

大きな特徴は、1ページのみで構成されているという点で、ストーリー性が重視される構成が大切。
ハイクオリティなデザインやページの表示速度など、他のページに比べて運用形式が特徴的です。SEO対策もリスティング広告などを利用し即戦力となる対応が求められます。

頁数:1ページ
費用目安:30万円~60万円
納期目安:2か月以内

 

オウンドメディアサイト

目的:SNS等を利用して自社で培った情報やノウハウを提供して集客を行うことが目的のサイト

LPサイトとは異なり中長期的な集客を目的とするならオウンドメディアがオススメ。
オウンドメディアは、SNSなどさまざまなコンテンツを利用して商品やサービスの魅力を発信し、集客を行うためのサイトです。
記事や動画や資料などを作りながらの集客となるので、効果があらわれるまでにも時間がかかりますが次のメリットがあります。
「LPサイトのような広告(リスティング)などが不要」「濃厚なコンテンツになるので顧客単価が比較的高くなる」「コンテンツの量とともに集客が持続的に可能」という点です。

頁数:コンテンツは増加
費用目安:500~100万円程度
納期目安:継続構築となるのでその都度

 

ポータルサイト

目的:集中的に情報が掲載されており、アクセスする際の入り口(ポータル)となることが目的のサイト

代表的なのは「Google」や「Yahoo!Japan」のような入り口となるサイト。皆さんが良く使われるサイトでも「食べログ」や「ホットペッパービューティー」など、業種ごとのポータルサイトも数多くあります。

頁数:規模により異なる
費用目安:規模により異なるが20万円~100万円程度
納期目安:規模により異なる

 

リクルートサイト(採用エントリーサイト)

目的:企業や店舗が求人募集を強化することが目的のサイト

コーポレートサイト内にもよく「採用情報」はありますが、本格的に力を入れるなら独立したリクルートページを作ることがオススメ。
コーポレートとは違うテイストで強気な色だったりデザインで戦略を立てるケースが多くみられます。また外部に出し切れていない情報やリアルタイムな先輩たちの姿を見せることができることもリクルートサイトのメリットです。

頁数:10ページ程度
費用目安:50万円〜100万円程度
納期目安:2~3か月

 

メディアサイト

目的:ニュースや専門的な記事などの比較的新しい情報や凝った情報をまとめて配信することを目的としたサイト

メディアサイトの多くは良質な情報を豊富に提供し続けることでリピート率も増えていきます。その結果広告収入に繋がるという流れになります。

頁数:コンテンツは増加
費用目安:20万円〜100万円程度(規模による)
納期目安:1~3か月以内(ベースの構築)


まとめ

皆さんが何気なく見ているホームページにはこれだけの種類があり、それぞれの目的で活用されています。
現に打ち合わせにいくと、ほとんどの方が多少なりとも何かを妥協した状態で公開されているように感じます。
もしこれから作られたりリニューアルをされる場合は、そのホームページがどんな目的でどうユーザーからの流入があり、どんなアクションを目標達成とするのかをしっかり設定していただけたら、より活きるホームページになるのではと思います。

ホームページの制作費も安くはありません。

費用が無駄にならないよう、毎月どれだけサイトからの売り上げがあるかなど判断できる業者にお任せすることをお勧めします。

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